旧高取邸/国指定重要文化財

旧高取邸は、杵島炭鉱などの炭鉱主として知られる高取伊好(1850-1927)の邸宅です。唐津城本丸の西南の海岸沿い、約2300坪といわれる広大な敷地に、大きく2棟の建物が建っています。平成10年12月に国の重要文化財の指定を受けた文化的価値を有する建物であり、和風を基調としながら洋間を持つなど同時代の邸宅の特徴を備える一方、大広間に能舞台を設けるなど独特のつくりになっています。
開館時間/9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日/月曜日(月曜日が祝祭日の場合は開館、翌日休館)
入館料/大人 520円、4〜15歳 260円(入館者は1時間駐車料金無料)


 旧大島邸

旧大島邸は、唐津の近代化に尽力した大島小太郎(1859-1974)の旧宅です。
唐津藩の英語学校の耐恒寮で学び、佐賀銀行の前身となる唐津銀行を創立。その後も鉄道や道路の敷設、市街地の電化、唐津港の整備など、唐津の近代化に大きく貢献しました。本邸はかつて、現在の敷地から300mほど西側に建っていましたが、小学校校舎の増改築に伴い解体され、現在の南城内の地に復原されました。
主屋の完成は明治26年(1893)ごろと考えられており、明治時代中期の大規模かつ極めて上質な住宅です。
開館時間/9:00〜17:00 休館日/水曜日
入館料/一般:100円(80円)/小中学生:50円(40円)
※( )内は団体20名以上の場合


 唐津市歴史民族資料館(旧三菱合資会社唐津支店本館)/佐賀県指定重要文化財

この建物は、唐津炭田に進出した三菱合資会社の長崎支店唐津出張所として明治41年(1908)に建てられた洋風建築物です。この建物の設計は、三菱丸の内建築事務所が行い、当時三菱の建築顧問は、唐津市出身で辰野金吾と同じく明治建築界の草分け的存在であった曽禰達蔵といわれています。昭和54年より唐津市歴史民俗資料館として利用されていましたが、現在は閉館しています(建物外観はご覧になれます)。



問い合わせ 旧唐津銀行
唐津観光協会・ぴ〜ぷる共同事業体
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